思い返すと自分が九州大学男子ラクロス部に関わって5年目となる。
この文章は去年、一昨年と書いたが今年も書くことになるとは正直思っていなかった。
肩を並べるのも憚られるような、優秀なポジションコーチの中、最初のうちは自分がヘッドコーチとして、何ができるのか、
また何を求められているのかを考えるのに必死だった。
その中で自分が出した答えは、「選手の目線で如何にチームをよりよい方向に進めて行くかを考えること」になった。
おそらく、現役の選手たちも俺に1番求めていたのはこの部分だと思う。
そこでこの1年間、とにかくチームメイトと会話すること、情報を共有して最善策を導くことに注力してきた。
誰よりも今年のBALLENAの中身を知っている人間になるために。
今年も無事にリーグ戦を全勝で終えた。
残された目標へのステップはファイナル、そして三地区制覇だけとなった。
ここまでを進んできたみんなを見て一言。
みんななら必ず達成できる。
もし困ったら、一緒に今ある手札から最善策を考え出そう。
今まで努力した分、
自分たちを信じよう。
自信を持とう。
必ず克って三地区を制覇しよう。
2016年10月29日 HC 岡崎 一真