<役割を全うする>
今年、自分の中で3つの役割を担ってきました。
その3つについての思いを綴っていければと思います。


1.『主将』として
その代のチームを如実に表しているのは主将だと思います。チームスローガンを最も体現しているというか。
だからこそ、今年のスローガンを”greedy(貪欲に)”と掲げたからには、自分が一番”greedy”でいないといけない。

主将以上に貪欲にやる事が出来る人はいない。チームの限界は自分の頑張りが決める。とまで自分に言い聞かせてきました。

2年前から始まったチーム変革の中で、今年は特に組織としても強いチームが作れたと感じています。ST班、AD班、部長、副将、その他幹部陣に支えられながらこのチームを全学優勝に向ける事が出来ている。戦術であればST、運営であればADを中心に頼りにしているし多くの事を任せている。

その他にもチームスタッフのMG・TRへの分割や、各係の役割細分化、メンターによる縦の繋がりの強化等、部員一人一人が主体性をもって部に関われるような環境を創る事が出来たと思えます。そして、それぞれが与えられた役職を全うしてBALLENAは動いています。

そのチームを牽引する主将として、チームの柱であるスローガン“greedy”を体現する事は、自分が一番やらなければならない事であると感じました。そしてその姿を部員に示し、BALLENAの一人一人が勝利の為に“greedy”に挑む環境を創る事が『主将』として自分に求められている事だと思いました。

 

2.『OFリーダー』として
自分は昨年の3年生の途中からOFリーダーを務めさせてもらっています。というのも、昨年のOFリーダーであった晃平さんが交通事故でチームから離脱してしまった為です。


そして迎えた昨年の全学1回戦。
九州大学 5-6 名城大学で敗北し、昨年の代は幕を閉じました。

試合が終わり、最も痛感した事は”OFが原因で負けた”という事でした。DFが6点で抑えたにも関わらず勝てなかった要因は明確であった為です。
勿論、個人的にも1点しか取れず、個人技術の未熟さを情けなくも思いました。しかしそれ以上に、OFリーダーを引き継いだ身として、勝てるOF・点の取れるOFを作る事が出来なかったその責任感の方が強かったです。


新チームが発足し、幹部決めの際に自らOFリーダーへと立候補しました。昨年の悔しさから再度挑みたいと渇望した為。


昨年、FALCONSに武者修行に行った際に
“大切なのは、自分の中には正解と言えるものを持っておく事。新たな事に挑む際にこれが正解というものはない” という言葉を頂きました。 
この言葉を胸に、今シーズンが始まりました。そこでOFリーダーとして自分で決めたことは、“明確な自分のOF像を持ち、迷わない事”です。


“Gun&Flow”
“速い”FullFieldと“連動した”HalfFieldをOFコンセプトとして掲げ、年間プランや練習テーマ、戦術等のOF全てをこのコンセプトを元に考えてきました。そして自分達は、

@FFO
Aクリース
B1on1

この3つで点をとるという事もチームに明示してきました。そして実現の為に試行錯誤してきました。
端から見たら「まーしーがまた無茶言ってるよ、周りへの要求が高すぎんだろ」などと思われたかもしれないけど、自分で決めたOF像をブラさない。間違っているのではないかとは迷わない。そして、何よりこのチームならGun&Flowを体現する事が出来る力があると考えてきました。

その結果、リーグ7戦で165得点という結果を残し、点の取れるOF・理想のGun&Flowを体現したOFに近づいてきていると実感しています。そして残り限られた時間の中で完成へと近づける事が『OFリーダー』として自分に求められている事だと思います。

 

3.『エース』として
2年生になり試合に出場させて貰えるようになってから、“エース”というものに拘ってきました。

自分の思うエース像は、
試合を決める、試合の流れを大きく変える選手、チームが苦しい時に1点を?ぎ取る選手、チームを勢いづける選手、です。

当時のチームには4年生の良太さんや3年生の慶太郎さんという絶対的なプレーヤーが存在していましたが、敢えて自分に“エース”という事を言い聞かせてきました。
しかし、その年はリーグの西南戦と九州ファイナルに個人的な諸事情で試合に出場する事が出来ず、チームもFinalで敗退しエースとしての役割を何も成し遂げられませんでした。


そして昨年、当時OFコーチであった岸本さんから三地区大会で

”お前が友陽(*1)より1点でも多く点をとってこい”

という言葉を受けました。この時に、自分の中で“エース“という自覚がより強く芽生えました。同時に相手チームの“エース”への競争心を強く持つようになりました。
以後、毎試合相手のエースを把握し、その選手より1点でも多くの点をもぎ取る事に拘ってきました。

相手エースより多く得点する事。チームが苦しい時、ここで1点が欲しい時、そんな時に果敢にゴールに向かい得点する事。が『エース』として自分に求められている事だと思います。

 

長々と書きましたが、このチームで勝ち進みたいです。このチームで“全学優勝”を果たそう。
苦しい時には自分がgreedyに点をもぎ取ります。

 

最後に、BALLENAに関わって下さっている全ての方々に感謝します。感謝してもしきれないです。ありがとうございます。このご恩は結果でお返ししたいと思います。これから負けられない戦いが続きます、ご声援よろしくお願い致します。

2014 BALLENA 主将
#9 西里 将志


(*1):‘13卒 岡山大学4年 AT三好友陽 U-22日本代表

 

 

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