Greedy
ラクロスに対して常に貪欲に、どんなにいいプレーがあってもその先を追い求め続ける。このスローガンを掲げて新チームはスタートした。
日本一を目指す新チームの副主将となり、主体的にこのスローガンを体現しなければならない立場としての責任に不安や戸惑いを感じるとともに、これから副主将としてこのチームに携わっていくことに高揚感を抱いた。
昨シーズンの三地区戦、全学一回戦では個人的に思うような結果を残せず、今シーズンは今までやってきた以上のことをするためにひとつひとつのプレーに貪欲にこだわっていくことを決意した。実際に見た全学決勝戦までものさしを上げ、自分のプレーを見直し、納得がいくまで追求し続けてきた。
今までお世話になった人たちにプレーで恩返しをするため、そしてラクロスに捧げてきたこの4年間が間違いではなかったと証明するためにも、このチームで日本一になるまでGreedyであり続ける。
10から19へ
九州大学19番。昨シーズンまでの絶対的エース、MF 徳山慶太郎が背負っていた番号である。自分は慶太郎さんに憧れ、彼の背中を追い続けてきた。新チーム発足時に、自分はこの番号を引き継いだ。もちろん、その重みにプレッシャーを感じ、引き継ぐべきか葛藤したこともあった。しかし、この番号が持つ意味をここで終わらせたくはないと思い、19番を引き継ぐ決心をした。
慶太郎さんとの実力差を感じ、引き継いだ当初は、自分自身、この19番を背負うことに対し役不足であると感じたこともあったが、19番に見合うプレーヤーになれるように練習を重ね、自らを鼓舞してきた。
チームの要として、これからの試合を勝ち抜いていくことで、自分が19番の新たな歴史を残し、後輩たちへとつなげていく。
自分が慶太郎さんの背中から感じたことを、今度は自分の背中で後輩たちへと伝えていきたい。
2014 BALLENA 副主将,MFリーダー
#19 MF 中村 佳貴